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こんにちは! (株)兵藤楽器店です。 いつも音楽教室、英会話教室、ロボット教室へお通いいただきありがとうございます。
この度、生徒さんや保護者の皆様の毎日を応援する新企画がスタートします! 体の専門家である理学療法士の今関(いまぜき)先生に、心と体が元気になる豆知識を教えていただきます。
記念すべき第1回のテーマは**「ため息」**です。
😥「ため息=ネガティブ」は間違い?
「ため息をつくと、幸せが逃げちゃうよ!」 なんて、言われたことはありませんか?
多くの方が、「ため息」と聞くと、疲れや落ち込みといったマイナスなイメージを持つかもしれません。
でも実は、意識的につく「ため息」には、心と体に嬉しい効果がたくさん隠されているんです!
✨魔法の「ため息」5つの嬉しい効果
意識的につく「ため息」は、科学的に**「解放呼吸法」**という名前もついています。その名の通り、体の不調から解き放ってくれる、素晴らしいセルフケアなんです。
具体的には、こんなに嬉しい効果が期待できます!
- リラックス効果で自律神経が整う 😌
- ガチガチの肩こり解消 💪
- 胃腸の調子を整える 🍎
- ストレスを軽くする ✨
- 不要な力(りき)みが抜ける 🎵
特に、楽器の演奏や練習で入りがちな肩や腕の力みを取るのにも、とっても効果的ですよ!
やってみよう!幸せを呼び込む「解放呼吸法」
やり方はとっても簡単!今日からすぐに試せます。

【基本のやり方】
①イメージをふくらませる お風呂に浸かって「ふぅ〜」とリラックスしている時や、お花のいい香りをかいだ時のような、心地よい場面を思い浮かべてみましょう。
②息を吸って、吐く 鼻からゆっくりと息を大きく吸い込んだら、今度は口から**「はぁ〜」**と声に出しながら、長く息を吐き出します。 ※声に出すのが効果倍増のコツです!ご家族みんなで「せーの!」でやってみるのも楽しいですよ。
③繰り返す まずは3〜5回、大きく繰り返してみましょう。
《上手にできたサイン》 耳の周りがポカポカと温かくなってきたら、血行が良くなり、リラックスできている証拠です!
もっと集中できる時は、体の感覚を味わってみよう!
お一人で静かな時間にできる時は、体の力が抜けていく順番を意識してみると、さらに脱力が上手になります。
息を「はぁ〜」と吐きながら、下の順番で力が抜けていくのを感じてみましょう。
- お腹の力が、ふっと抜ける
- 肩や首の力が、すとんと落ちる
- 噛みしめていた顎(アゴ)の力が、ゆるむ
- 全身の力が、ふわっと軽くなる
この感覚がわかると、自分で自分の体をリラックスさせることがとても上手になります。
こんな時に「解放呼吸法」を試してみて!
- ピアノやバイオリンなど、楽器の練習を頑張った後に
- 楽譜の読み込みなど、細かい作業に集中した後に
- なんだか忙しくて疲れたな…と感じた時に
- スポーツで体を動かした後に
- 発表会やコンクールなど、緊張する本番の前に
ぜひ、意識的な「ため息」を毎日の習慣にして、心と体を健やかに保ちましょう!

【監修】 理学療法士 今関(いまぜき)先生
予防から治療まで幅広く活動する理学療法士。
日本コアコンディショニング協会マスタートレーナー、A級講師、マスター試験官、スパインダイナミクス療法上級セラピスト、講師
現在「あかりクリニック」にて、リハビリの専門家として多くの方の健康をサポートされています。