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【2・3歳の発達の目安】うちの子、どのくらい?「できること」リストと、気になる時の相談先
2025.07.08 わくわく子育てくらぶ スタッフコラム

「周りの子はもうおしゃべりが上手なのに、うちはまだ単語だけ…」 「イヤイヤが激しくて、どう接したらいいの?」

静岡県西部で子育て中のパパ・ママの皆さん、こんにちは!2〜3歳は、お子さんの成長が目覚ましく、昨日できなかったことが今日できるようになる、驚きと喜びに満ちた時期です。その一方で、発達のペースは一人ひとり違うため、周りの子と比べて不安になってしまうこともありますよね。

でも、焦らないでください。大切なのは、お子さん自身のペースを温かく見守り、成長のサインに気づいてあげることです。

この記事では、2〜3歳のお子さんの一般的な発達の目安を「チェックリスト形式」でご紹介します。また、もし「あれ?」と気になることがあった場合に、一人で悩まずに済むよう、地域の相談先も具体的にお伝えします。

(注意) このリストはあくまで一般的な目安です。当てはまらないからといって、心配しすぎる必要はありません。お子さんの個性として、温かく見守ってあげてくださいね。


2〜3歳は「自分で!」が芽生える大切な時期

この時期のお子さんは、心も体も大きく成長し、「自分でやりたい!」という自立心が芽生えます。しかし、まだ思い通りにできないことも多く、その葛藤から「イヤイヤ!」が始まることも。これは「第一次反抗期」とも呼ばれ、自分の意思を伝えようとしている成長の証です。大変な時期ですが、お子さんの「やりたい」気持ちを尊重し、見守ってあげましょう。


分野別・発達の目安リスト

お子さんの様子を思い浮かべながら、チェックしてみてくださいね。

【からだ】 動くのが大好き!

□ とことこ歩きが安定し、小走りができる

□ 階段を一人で(手すりにつかまりながら)上り下りできる

□ ボールを蹴ったり、投げたりしようとする

□ その場で両足でジャンプしようとする(3歳近くなると上手に)

□ つま先立ちができる

【ことば】 おしゃべりが楽しい!

□ 「わんわん、いた」「まんま、ちょうだい」などの二語文を話す

□ 3歳に近づくと「赤いボール、とって」のような三語文も

□ 「これなあに?」と質問をするようになる

□ 自分の名前や年齢を言おうとする

□ 「いや!」ではっきりと意思表示をする

【こころ・社会性】 周りの世界への興味が広がる!

□ 大人のまねをしたり、「おままごと」などのごっこ遊びをしたりする

□ 他の子どもに関心を示し、近くで遊ぶ(まだ一緒に遊ぶのは難しいことも)

□ 「かして」「どうぞ」などの簡単なやり取りをしようとする

□ 「うれしい」「かなしい」などの感情が豊かになる

【手先・あたま】 考えて遊べる!

□ クレヨンなどで、なぐり描きや簡単な線・丸を描こうとする

□ 積み木をいくつか積める(2歳で2〜3個、3歳で5〜6個が目安)

□ 簡単なパズル(1〜3ピース程度)ができる

□ スプーンやフォークを使って、自分で食べたがる


「あれ?」と思ったら…一人で悩まず、相談してみよう

成長には個人差があると分かっていても、心配になるのは親として当然のことです。そんな時は、一人で抱え込まずに専門家に相談してみましょう。専門家からの「大丈夫ですよ」の一言で安心できたり、お子さんへの関わり方のヒントがもらえたりします。

《主な相談先》

  • お住まいの市町の保健センター・健康づくりセンター
    • 掛川市: こども相談課(掛川市こども家庭センター)
      掛川市御所原9-28(徳育保健センター内)
    • 袋井市: こども支援課
      袋井市高尾754-11(こども若者支援センター)
    • 磐田市: こども未来課
      磐田市国府台57-7 iプラザ(総合健康福祉会館)3階
    • ※乳幼児健診の場だけでなく、電話や窓口で気軽に相談できます。
  • 子育て支援センター
    • 各地域にあり、保育士などの専門家が常駐しています。親子で遊びに行きながら、気軽に相談できます。
  • かかりつけの小児科
    • 普段からお子さんのことを見てくれている、一番身近な専門家です。
  • 児童発達支援センター
    • 発達に関する専門的な相談や支援を行っています。

「遊び」や「習い事」が、成長の最高のサポーター!

この時期のお子さんは、「遊び」の中からすべてのことを学びます。 そして、発達の各側面は、私たちが運営する教室での「楽しい活動」を通じて、自然に、そして豊かに育んでいくことができます。

音楽教室:心と体の発達を促す♪

リズムに合わせて体を動かす活動は、運動能力の発達を促し、バランス感覚を養います。歌をうたうことは言葉の発達に繋がり、お友達と一緒に音を楽しむ経験は社会性協調性を育みます。

英会話教室:言葉のゴールデンエイジを活かす!

言葉をどんどん吸収するこの時期に、英語の歌やゲームに触れることは、言葉の能力を刺激し、世界を広げるきっかけになります。ネイティブの先生とのコミュニケーションを通じて、物おじしない社会性も身につきます。

ロボット教室(プレコースなど):指先と考える力を育む!

ブロックを掴む、はめる、組み立てるという作業は、手先の器用さ(巧緻性)を非常に高めます。「どうすれば高く積めるかな?」と試行錯誤することが、論理的思考力や集中力の土台を築きます。


まとめ:焦らず、お子さんの「今」を楽しもう

2〜3歳は、子育ての中でも特に変化が大きく、愛おしい時期です。周りと比べるのではなく、昨日のお子さんよりできるようになったことを一つひとつ見つけて、たくさん褒めてあげてください。

そして、お子さんの「やってみたい!」というエネルギーを、様々な体験を通してさらに引き出してあげませんか?私たちの教室は、お子さんの健やかな発達を「楽しく」サポートする場所です。

ぜひ一度、体験教室にお子さんと一緒に遊びに来てください。スタッフ一同、心よりお待ちしております!

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書いた人:兵藤楽器店スタッフ 北島

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