子育てをテーマにしたイベント『カラフルブリッジフェア in 掛川』が、9月16日(月祝) 掛川市生涯学習センターにて開催されました。安心安全の子育てを応援する多くの企業の中の1企業として、昨年に引き続き兵藤楽器店も参加させていただきました。
今回は多目的広場内にブースを設け、音楽教室をとおしてお子様の成長を一緒に応援している生徒保護者様のご協力をいただき、生徒さんによるエレクトーン演奏と生徒さん、お父さま、お母さまへのインタビューを行いました。また、「音楽教室をとおしてお子様の成長を感じたこと、うれしかったこと、感動したこと」を保護者様より事前に伺い、いただいたコメントをパネルにして展示させていただきました。 参加してくださったのは6組7名のご家庭と生徒さん。猛暑の中でもお客様の前で堂々と、そして表現力豊かに、そして楽しく演奏してくださいました。
ヤマハ講師への憧れが今も…。インタビュー:鈴木せん莉さん
彼女は幼稚園の頃からヤマハ音楽教室に通い、今でもヤマハ音楽院でヤマハ講師になるための勉強をしながらもレッスンにずっと通っています。彼女の夢はヤマハ音楽教室の先生になること。それは遡ると幼児科の時に教えていただいた先生への憧れ。先生がキラキラして見えて、私も先生になりたい!と思い、それが今もずっと続いているとのこと。子どもの頃に漠然と描いていた夢が、自分が成長すると共により明確にそう思えるようになったそうです。一緒に来られたお母さまの温かく見守る笑みも印象的でした。
その他ご参加くださった生徒保護者様から、お子さまが音楽教室に通われてのコメントをいただいていますのでご紹介いたします。
娘たちと1対1で向き合う時間はかけがえのないとても大事な時間
志村彩芭さん(中学1年生) 掛川ミュージックセンター エレクトーン個人コース
志村和恋さん(年長)掛川ミュージックセンター(幼児科2年) のお母さま
私には娘が3人おり、現在3人ともヤマハ音楽教室に通っています。
長女が年中から通い始めてから9年が経ちますが、その間にたくさんの感動を娘たちからもらうことができました。
私は、音楽は大好きですがピアノ、エレクトーンを弾くことができません。娘たちが大人になっても、演奏することでより明るく楽しい人生になってほしいというのがヤマハ音楽教室に通い始めたきっかけです。
ヤマハ音楽教室に通わせて一番よかったと思うことは、娘たちと共有の時間をたくさん作ることができたことです。レッスンのたびに課題があるので、家で娘たちと1対1で向き合う時間ができます。今思えばその時間がかけがえのないとても大事な時間と思えます。また、その時間を通じて、娘たちのそれぞれの性格を知ることができたこともとてもよかったと思います。
家での練習や教室でのレッスンも大変な時があります。でもコンサートや発表会という目標があり、課題の曲をなんとか弾けるようになった時に親子で感じる達成感はとてもうれしいものです。小学校の音楽発表会で、伴奏者を任されたときは、娘のことを誇らしく思える瞬間でした。何にでも共通していることだと思いますが、「努力は裏切らない」ということを、エレクトーンを通じて親子共々実感することができたと思います。
これからも、音楽を通じてたくさんの感動を味わいたいと思います。そして、娘が弾く、流行りのJ-POPソングを一緒に歌うのをこれからも楽しみにしています。
音楽を通して親子で喜んだり、悩んだり、いろいろな気持ちを共有できて日々充実しています
山下結衣さん(小学2年生)イオンタウンミュージックプラザ ジュニア専門コース2年 のお母さま
2、3歳のころから歌って踊るのが大好きだった娘。下に弟もいたので娘と二人でじっくり向き合える時間が欲しいなと通い始めたのが"ヤマハ音楽教室"でした。
普段なかなか二人きりになる時間がないので、ヤマハの時間だけは下の子を預けてレッスンを受けるようにしています。おんがくなかよしコース、幼児科コースの頃は、一緒に手をつないで歌ったり、踊ったり…と、かけがえのない親子の時間を過ごすことができました。
小学生になり、レッスンでは課題曲が次々と与えられます。しかし、努力をすれば乗り越えられる課題です。始めは「こんなの無理だよ」と弱音を吐くこともありますが、ひと月も経てば花丸をもらって合格しています。「ほら、頑張ったからできたじゃん」と。その繰り返しです。弱音は吐きますが、「もういやだ」と投げ出したことがないのはえらいなと感心しています。
親として自分の子のこととなると、どうしても駄目なところばかり目についてしまいますが、レッスンでは先生方は必ず褒めて認めてくださります。そんな先生方の姿勢にいつも自分が反省します。娘はレッスンの帰りの車の中で「あー楽しかった」と良く言っています。大変な課題でも親身になって寄り添ってくださる先生の気持ちが、娘の満足感、「あー楽しかった」という気持ちにさせているのかなと思います。私も練習している娘に、前と比べて今日のどこが良くなっているか、どんな小さなことでもいいので一つは見つけて言ってあげるようにしています。最近では、「私、ここがうまく弾けてないんだよね」「もっとここをこうしなくちゃいけないんだよね」と自己分析もするようになってきて驚きました。少々の困難に直面しても"あきらめない強さ""どうしたらいいのか、と考える力"がついてくれたらいいなと思います。
家では娘が楽しい曲を弾いていると、1歳の弟が踊りだします。それを見ていた5歳の弟も一緒に歌います。それを見ていた夫や私も笑顔になります。音楽って素敵だなと感じます。音楽を通して親子で喜んだり、悩んだり、いろいろな気持ちを共有できて日々充実していますし、そんな環境を用意してくださるヤマハ音楽教室にいつも感謝しています。
娘をこれからもサポートしていきたい
神谷未悠さん(中学3年生) 掛川店 エレクトーン個人コース のお母さま
幼稚園年中さんからヤマハ音楽教室に通っています。
未悠のすごいなあと思うところは、音楽教室へ行くのが嫌、練習をするのが嫌という言葉が出たことがありません。小学校の時まで、帰宅後宿題を行い、毎日練習を行っていました。中学生になり帰宅時間も遅くなり、練習する時間が本当に少なくなってしまいましたが、時間を見つけてヘッドホンを付けて練習しています。
少し恥ずかしがり屋で、人前に出るのが苦手だった未悠が音楽発表会に出ることで、皆に聴いてもらえる喜び、拍手をもらえる喜び、そして緊張、失敗の涙。様々な経験を発表会でさせてもらい、その度に未悠の成長が側で見られてとても嬉しく思います。
難しい曲や、初めて聞く曲などに挑戦するときは、何度も何度もネットで調べて、聞いて、楽譜を見て、また聞いてを繰り返しながら、その曲に取り組んでいる姿は、とても成長をしているなあと感じます。また、ヘッドホンで練習している時間が増えているため、発表会直前まで聞くことができないのですが、弾いている姿、こんなに難しい曲に挑戦していたのかと驚かされたことが何度もありました。手首の骨折や足の靱帯損傷などがあっても、「先生に会いたいから、レッスンを受けたいから」と言って通っている未悠を見て、本当に楽しんでいるんだなあと感じました。「これからも音楽を続けて行きたい!!」と言って楽しんでいる娘をこれからもサポートしていきたいと思います。
熱中できるものが見つけられて本当に良かった
實生 颯くん(小学2年生) 磐田店 ジュニア専門コース2年 のお母さま
男の子だしスポーツをやらせたいと思っていたので、元々ヤマハに通わせる予定ではありませんでした。3才上の姉が幼児科に通っていた時に行っていたので、自分もやりたいという思いがあったようです。年少の冬に、「年中になったらヤマハに行くよね?」と言われ、初めてそこで考えました。本人はやりたがっているから通わせてみて、練習をしなかったり、やっぱり興味がないようなら途中でやめればいいか、というくらいの気持ちで入りました。
親としては続くとは思っていませんでした。でも始めてみると楽しくてしかたないようで、自分から練習するし、CD、DVDをずっと流しているし、ピアノがおもちゃの一部となっていて、遊びの中にピアノを弾くことが自然に入っていました。幼児科の時の先生は子どもたちには少し難しい話もしていましたが、そういうのもすべて覚えてしまって、とても驚きました。ジュニア専門コースの話をもらったときは本当に悩みましたが、颯の"好きな気持ち"をもっと伸ばしてあげたいと思い決断しました。結果としては良かったと思っています。
初めての個人発表会はどうなるかとハラハラしていましたが、私にはとても弾けないような曲をベースもつけてしっかり弾いて、その成長に驚きました。エレクトーンフェスティバルでは地区ファイナルまで頑張って練習していましたが、残念ながら賞はもらえず、悔し涙も流していました。この年齢でそれだけ熱中できるものが見つけられたことは本当に良かったです。男の子だから音楽はやらなくていい、なんていう選択をあの時にしないでよかったです。これからもずっと音楽を楽しんでいって欲しいと思っています。
エレクトーンを弾けるようになることが目的ではなく、エレクトーンは自分を表現する手段
松井陽希さん(小学5年生)イオンタウンミュージックプラザ・エレクトーン個人コース・エレクトーン演奏研究会 のお母さま
2歳の誕生日を迎え、迷うことなく決めたのがヤマハ音楽教室でした。
これまでの9年間はあっという間でした。発達段階に合わせたカリキュラムで、言葉を覚えるように音楽に親しみ、音楽と共に成長してきました。DVDの映像やCDの音源に、一流のオーケストラによる演奏や質の良い本物の音楽を耳にすることが自然とでき、聴く力、記憶する力、感じる力、集中力、音楽の基礎能力が身につきました。毎日の繰り返しの練習も身についた事の一つです。レッスンへの送迎、教室への同伴、家での励ましなど多くの時間を共有し、子供の成長をすぐそばで見ることができました。
ステージに送り出すまでが親のできる事で、ステージに上がったら自分でどうにかしなければいけません。判断力も度胸も必要です。何より曲を理解し、表現することが大切です。これまで数々のステージで経験を積ませていただいたお陰で、自分の言葉で表現し、周りを納得させ理解を得るということが身につきました。協調性や責任感や社交性やリーダーシップなど養われ、学校生活でも活かされています。学校が大好きで友達も多く、何に対しても一生懸命な子です。楽しみながら演奏力を伸ばすことができ。作曲すること、楽譜を書くこと、レジストを作ることが大好きになりました。
エレクトーンを弾けるようになることが目的ではなく、エレクトーンは自分を表現する手段だとコンクールの講評で伺ったことがあります。これまでも、これからも、音楽は近くにある存在です。音楽を通してもっともっと自分を表現していってほしいと思います。
「目標に向かってやり抜く力」「まわりの人と強調し、思いやる心」「人前で自分を表現できること」そして「音楽を楽しみ豊かな人生を送ること」になっていただけたら嬉しく思います。
兵藤楽器店ではこれからも未来を担う子供たちの自律を応援していきます。