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読み聞かせの効果を最大化!2・3歳児の脳と心を育む、絵本選びと読み方のコツ
2025.06.21 わくわく子育てくらぶ スタッフコラム

「うちの子、言葉が少しゆっくりかな?」「なかなか集中力が続かなくて…」 静岡県西部で子育てを頑張るパパ・ママの皆さん、こんにちは!2〜3歳は、お子さんの言葉や心が爆発的に成長する大切な時期。そんなゴールデンエイジに、親子の時間を豊かにし、お子さんの未来の可能性をぐんぐん広げる魔法のような習慣があります。それが「絵本の読み聞かせ」です。

この記事では、単なる読み聞かせで終わらせない、**お子さんの脳と心を最大限に育むための「絵本選び」と「読み方のコツ」**を、科学的な視点も交えながらご紹介します。さらに、読み聞かせが「音楽」「英会話」「プログラミング」といった未来の学びにどう繋がっていくのか、その秘密もお伝えします。

なぜ、読み聞かせは「最高の知育」なの?

読み聞かせは、ただお話を聞かせるだけではありません。パパやママの優しい声で語られる物語は、お子さんの脳と心にたくさんの栄養を与えてくれます。

  • 脳の発達を促進: 物語を理解しようとすることで、脳の言語を司る部分や、記憶・思考を司る前頭前野が活発に働きます。
  • 語彙力・表現力の向上: 絵本に出てくる新しい言葉や豊かな表現に触れることで、自然と語彙が増え、「おはな、きれい」「わんわん、大きいね」といった具体的な表現ができるようになります。
  • 安心感と自己肯定感: パパやママに抱っこされ、ぬくもりを感じながらお話を聞く時間は、お子さんにとって「自分は愛されている」と感じる何よりの時間。心の安定と自己肯定感を育みます。

【実践編】効果を最大化する!絵本選び3つのポイント

2〜3歳のお子さんには、この時期ならではの「大好き!」が詰まった絵本を選んであげましょう。

  1. 「繰り返し」と「リズム」が楽しい絵本: 「ころころ」「ぴょーん」「もぐもぐ」といった擬音語(オノマトペ)や、同じフレーズが繰り返される絵本は、この時期のお子さんが大好き!言葉の面白さを体で感じ、記憶に残りやすいのが特徴です。例: 『くだもの』(作:平山 和子)、『だるまさんが』(作:かがくい ひろし)
  2. 身近なものがテーマの絵本: 食べ物、動物、乗り物など、普段の生活で目にするものが登場する絵本は、「あ、これ知ってる!」という喜びにつながり、お子さんの興味を引きつけます。例: 『きんぎょが にげた』(作:五味 太郎)、『おべんとうバス』(作:真珠 まりこ)
  3. はっきりした色とシンプルな絵の絵本: まだ複雑な絵を認識するのが難しい年齢なので、背景がシンプルで、描かれているものが分かりやすい絵本がおすすめです。指をさしながら「これはりんごだね」と教えてあげましょう。

【実践編】もっと伝わる!読み方の3つのコツ

上手である必要はありません。お子さんの心に響く読み方のコツをご紹介します。

  1. 感情を込めて、ゆっくりと: 登場人物になりきって声色を変えたり、驚く場面では少し声を大きくしたり。パパやママが楽しんでいると、その気持ちはお子さんにも伝わります。焦らず、お子さんのペースに合わせてゆっくり読み進めましょう。
  2. 「指さし」で世界を広げる: 絵を指さしながら「わんわんがいるね」「赤いりんご、おいしそうだね」と声をかけることで、言葉と物が一致し、理解が深まります。
  3. 「なんで何度も読むの?」は成長のサイン!: お子さんが同じ絵本を何度も「読んで!」と持ってくるのは、ストーリーを理解し、次の展開を予測する楽しさを覚えた証拠です。この「繰り返し」によって物語が深く記憶に刻まれ、安心感と満足感を得ています。飽きずに何度でも付き合ってあげてくださいね。

読み聞かせが育む力は、未来の学びに繋がっている!

読み聞かせで育まれた「聞く力」「集中力」「想像力」は、実は様々な学びの土台となります。私たち兵藤楽器店が運営する各教室との相乗効果をご紹介します。

読み聞かせ × 音楽教室 = 豊かな表現力とリズム感♪

絵本の擬音語やリズミカルな言葉は、音楽の基礎である リズム感や表現力 を自然に養います。例えば、「ぞうさんは『どっしーん』」「ねこさんは『にゃーお』」といった言葉の響きや強弱を感じる力は、音の表情や大小、高低を聞き分ける力に直結します。絵本の世界を歌や体で表現する楽しさを知ったお子さんは、音楽教室でその才能をさらに開花させることができるでしょう。

読み聞かせ × 英会話教室 = “英語の耳”を育てる!

英語の絵本を読み聞かせることは、日本語とは違う音やリズムに触れる絶好の機会です。カラフルな絵を見ながらネイティブの音声を聞くことで、英語を「勉強」ではなく「楽しいもの」として自然にインプットできます。小さいうちから英語特有の音に慣れ親しんだ”英語の耳”は、将来の英会話学習において大きなアドバンテージになります。当教室のネイティブ講師によるレッスンで、絵本で触れた英語の世界をもっと広げてみませんか?

読み聞かせ × ロボット教室 = 創造力と問題解決能力の芽生え!

「このお城はどうやってできているんだろう?」「こんな便利な道具があったらいいな」。絵本の物語は、お子さんの 好奇心 と 想像力 をかき立てます。「もし自分だったらどうするかな?」と考えることが、論理的思考力や問題解決能力の第一歩です。ロボット教室では、物語の世界で膨らんだ「こうしてみたい」「これを作ってみたい」という想いを、ブロックやプログラミングを使って実際に形にする力を育てます。

図書館とのコラボで、読み聞かせと音楽のイベントを実施しています。

袋井市立図書館さんと一緒に、「おはなし図書館」を毎年実施しています。

おはなし図書館で音と遊ぼ

まとめ:親子の時間で、お子さんの未来を豊かに

絵本の読み聞かせは、お子さんの健やかな成長の土台を作る、かけがえのない時間です。そして、その中で芽生えた興味や能力は、音楽、英語、ものづくりといった、さらに大きな世界へと繋がっていきます。

私たち兵藤楽器店は、磐田市、袋井市、掛川市など静岡県西部で、お子さん一人ひとりの「好き!」や「やってみたい!」という気持ちを大切に育てる教室です。

読み聞かせを通じて見つけたお子さんの興味の芽を、私たちの教室で一緒に育ててみませんか?ぜひ一度、体験教室へ遊びに来てくださいね。お待ちしております!

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書いた人:兵藤楽器店スタッフ 北島

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