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【子育て世代必見!】災害から子どもを守る!2歳からできる「おうち防災」と「習い事」で育む生きる力
2025.09.25 わくわく子育てくらぶ スタッフコラム

「最近、地震が多いな…」「もしもの時、この子をどうやって守ればいいんだろう?」

静岡県菊川市、掛川市、袋井市、磐田市で子育てに励むママ・パパなら、そんな不安を一度は感じたことがあるのではないでしょうか。特に2〜4歳のお子さんは、自分で状況を判断して行動するのが難しい年齢。だからこそ、日頃からの備えが何よりも大切になります。

この記事では、小さな子どもがいるご家庭で今日から始められる防災対策と、災害時にも役立つ「習い事」の意外なチカラについてご紹介します。

なぜ、今「おうち防災」が必要なの?

災害は、いつどこで起こるかわかりません。特に幼いお子さんがいるご家庭では、避難に時間がかかったり、特別な配慮が必要になったりと、大人だけの避難とは違う難しさがあります。

  • 避難のハードル: 泣いたり、歩くのを嫌がったり…。パニック状態の中、子どもを抱えて避難するのは想像以上に大変です。
  • 必要な物資: アレルギー対応食、ミルク、オムツ、お気に入りのおもちゃなど、お子さん専用の備えが不可欠です。
  • 心のケア: 怖い経験は、子どもの心に大きな影響を与えます。日頃から「もしも」の話をしておくことで、心の準備ができます。

防災対策は「特別なこと」ではなく、大切なお子さんを守るための「子育て」の一環です。難しく考えず、できることから始めてみましょう。

今日からできる!2〜4歳児のための「おうち防災」3つのステップ

ステップ1:おうちの中の「安全探し」

まずはお子さんが一番長く過ごすおうちの中を、安全な場所にすることから始めましょう。

  • 家具の固定: 背の高いタンスや本棚は必ず固定しましょう。
  • 物の配置: 子どもの手の届く場所に、落ちてきそうな物や割れ物を置かないようにします。
  • 安全スペースの確保: リビングなどに、おもちゃが散乱していない「安全なスペース」を意識的につくっておきましょう。「地震が来たら、この場所に集まろうね」と決めておくだけでも安心です。

ステップ2:親子で準備!「もしものリュック」

防災リュックは、ただ準備するだけでなく、ぜひお子さんと一緒に中身を確認してみてください。「これは〇〇ちゃんの大切なものだね」と話しながら準備することで、子ども自身の防災意識も芽生えます。

【2〜4歳児向け】防災リュック中身リスト(例)

カテゴリ具体例
食料・飲料アレルギー対応のベビーフード、長期間保存できるお菓子、粉ミルク、哺乳瓶、携帯用の水
衛生用品オムツ、おしりふき、ビニール袋(使用済みオムツ入れ)、除菌ウェットティッシュ、子どもの歯ブラシ
衣類着替え(季節に合わせて)、下着、靴下、タオル
医薬品常備薬、絆創膏、消毒液、虫刺され薬、子どもの保険証・母子手帳のコピー
安心グッズお気に入りのおもちゃ、絵本、おしゃぶり、音の出ないおもちゃ
その他抱っこ紐、小さなブランケット、家族の写真

ステップ3:遊びながら「もしもの練習」

怖い訓練は必要ありません。「遊び」を通して、いざという時の動きを自然に身につけましょう。

  • だんごむしのポーズ: 「地震だ!」の合言葉で、頭を守って丸くなる練習です。「どっちが上手にだんごむしになれるかな?」とゲーム感覚で楽しんでみてください。
  • かくれんぼ防災: 机の下など、安全な場所に隠れる練習です。「パパやママの声が聞こえるところに隠れてね」とルールを決めると、離れ離れになるのを防げます。

実は、災害時に役立つ「習い事」のチカラ

日々の「習い事」が、実は災害という非日常の場面で、お子さんの心と体を支える大きな力になることをご存知ですか? 私たちが運営する教室での子どもたちの姿から、その関連性をご紹介します。

🎵 音楽教室で育まれる「聞く力」と「心の安定」

災害時には、デマや不確かな情報が飛び交うことも。そんな時、人の話を正しく聞く力は非常に重要です。 音楽教室では、先生のピアノの音や指示に耳を澄ます習慣が自然と身につきます。この「聞く力」は、避難時の大切な指示を聞き逃さない力に繋がります。また、不安な時に知っている歌を口ずさむことは、子どもの心を落ち着かせ、安心感を与えてくれます。

🇺🇸 英会話教室で育まれる「伝える力」と「多様性への理解」

避難所では、国籍の違う方と一緒になる可能性もあります。 英会話教室で「Hello」や「Thank you」といった簡単なコミュニケーションを学ぶ経験は、物おじせずに自分から声をかける積極性を育てます。言葉や文化が違う人がいる環境に慣れておくことは、予期せぬ状況でも柔軟に対応できる、しなやかな心を育むことに繋がります。

🤖 ロボット教室で育まれる「考える力」と「集中力」

「どうすればブロックを高く積めるかな?」「どうすればロボットは前に進むかな?」 ロボット教室では、試行錯誤を繰り返しながら論理的に考える力(プログラミング的思考)や問題解決能力を養います。災害時、「どうすれば安全か」「何が必要か」をパニックにならずに考え、落ち着いて行動する力は、まさに「生きる力」そのものです。一つのことにじっくり取り組む集中力も、困難な状況を乗り越えるために不可欠です。

これら3つの教室に共通して言えるのは、「先生の話をしっかり聞く」「集団でのルールを学ぶ」「自分で考え、表現する」といった社会性の基礎を育んでいる点です。この経験こそが、いざという時に自分と周りの人を助ける力になるのです。

まとめ:日々の「子育て」と「習い事」が最高の防災対策

防災対策というと難しく聞こえるかもしれませんが、基本は「子どもの安全を守りたい」という親心です。

  1. おうちの安全を見直す
  2. 親子で防災リュックを準備する
  3. 遊びながら避難の練習をする

まずはこの3つから始めてみませんか?

そして、日々の「習い事」を通して、お子さんが楽しみながら「生きる力」を育んでいることも、ぜひ忘れないでください。音楽、英会話、ロボット…どんな経験も、お子さんの未来を守るための大切な土台となります。


静岡県菊川市、掛川市、袋井市、磐田市でお子さまの習い事をお探しなら、ぜひ私たちの教室へ!

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書いた人:兵藤楽器店スタッフ 北島

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